小学生の時、子ども会に入っていました。その時、大家族で有名な女性が役員の1人になっていました。同じ役員のママ達からは一目おかれた存在で、後に学校のPTA会長に就任します。E子さんのお母さんだったのでE子さんママとしましょう。
E子さんママには私と同じ年の娘E子さんがいて遊ぶことがありました。
小学1、2年生の頃のことです。子ども会の行事を屋外ですることになり、その準備をしていると、E子さんが私の後ろにまわり、こしょばしてきました。そのいたずらで思わずキャーッと声がでました。
すると、E子さんママが何か言いました。私は、てっきり、E子さんを注意するのかと思ったら、「ふゆちゃん、静かにし!」と私が叱られました。
狭い敷地での準備だったので、E子さんがいたずらしている様子も目にはいっているはずなのですが、そうなりました。
お子さん二人以上だったことから、子供の対応は上手なはずで公平に接してくれるものとの思い込みがあった為に啞然としたことを覚えています。

それから数年後、高校の入学が決まった頃にこのE子さんママと再会しました。すると、再開の挨拶はなく単刀直入にどこの高校に進学するんだときいてきました。
私が県外であることを言うとE子さんママは納得しかねるといった風に「大学行かはんねんね!」と返してきました。県外の高校に進学したからといって必ず大学に進学するとは限らないのですがそういう返しでした。
因みにE子さんは高校卒業後、会社勤めをしており社会人の時に再会しています。それも嫌味を言われる再会でした・・・
私が社会人になった時、E子さんママが店を開いたとききビックリしました。あんな態度でどうなんだろうと思っていたら、やはり1年も持ちませんでした。
将来、店を開くことを視野にいれていたのなら、人にもう少し優しく接してもよかったのではないかと思いました。
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