お節介おじさんといっても色んな人がいます。今回は相手の身元はハッキリしている場合の対応策です。
お節介おじさんの登場
家族の古い付き合いの息子さん、といってもお孫さんもいらっしゃる方で、定年退職をきっかけに我が家へよく来られるようになりました。
なんだか時間を持て余されているようでした。
その内、ご自分所有の花をお宅の庭で植えないかと言ってこられました。口だけかなと思い、きいているだけでした。
ある日、突然、長靴とその花の苗を持ってくると、突然、花をうちの庭に植えたのです。
お節介おじさん、セクハラおじさんに変わる
ビックリしましたが、花くらい、いいかと思っていると、お節介をしだすようになりました。
大工仕事が得意だから、私の高齢の家族のために手すりをつけてあげたいと言ってきました。しかし、家族が手すりが必要な状態ではなかったので断りました。
すると、段々、年をとって不自由になるのだからとゆずりません。
困りました。
そんなある日、うちのほうでも手すり以外で簡単な大工仕事の必要が生じたので、この方に頼んでみました。
大工仕事が好きだと言っていたので、喜んで来るかと思いきや、断ってきました。
結局、その大工仕事は私が行いました。
そして、しばらくして訪ねてこられた日。どうも、手すりを取り付けたいみたいで、家中を断りなくウロウロし出しては、ここに手すりをつけてはどうかと提案してきました。
このままだと、強引に手すりを取り付けられそうだったので、お茶をだすことで話をはぐらかすように持っていきました。
お茶には応じてくれたのですが、セクハラな話をしだし、その場にいた私、家族が凍り付きました。本人の機嫌がいい状態を見計らって帰宅を促すことで、帰ってもらいました。
対応
お節介おじさんの母家にあたる親族の方に相談しました。すると、離婚調停中か何かで奥さんとは別居中であること、本人がうちへ来ないようにさせることを約束してもらいました。
今回はお節介おじさんの家族関係がわかっていたので、お節介おじさんに命令できる立場の人に相談することで解決しました。
終わってから
孫の世話をしている話から、まさか別居中になっていたとは思わず、驚きました。
手すりの件も、よくよく話をきくと亡くなった親御さんが使っていたもので、その手すりを捨てることができいみたいで、手すりをどうにかしたいというのが本音だったようです。
こちらのニーズがあることより、自分のニーズを満たすことばかりするから、家庭でも何かあったのかもしれません。
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