子供自慢 息子編①

ご近所での話

同級生の母親の場合


私自身、その同級生の男の子と交流はなかったのですがクラスが同じだったせいか、その男の子の母親がうちの母によくつきまとっていました。

その男の子はたしか、一人っ子で姉妹はいないはずなのですが、私や家庭のことを根堀り、葉堀りきいてきたり、自分の親族が公務員で亡くなった時のお葬式の参列者が多かった話、ご先祖様が宮中に仕えていた話などをしてこられました。

公務員といっても霞が関に勤務されていたわけではありませんでした。母がつきまとわれたのは、私がマウントされやすかったように母もマウントされやすかったからだと思います。

そしてその男の子が大学受験をむかえると、早慶を受験して不合格だったが有名私大に入った話、社会人になると土地を買ってあげる予定だといった話など、お子さんに関係する話ばかりでした。

しばらくすると、お子さんが結婚されたことをききました。こういう話が多い人だから孫が生まれると、孫自慢になるのではと予想していました。しかし、予想ははずれました。

結婚後、その男の子が奥さんの実家住まいになったそうで、婿養子にしたつもりはないのにという嘆き節に変わり、お子さんの話はされなくなりました。

後日、あんまり嘆かれるから、お子さんが同居している奥さんの実家は新幹線か飛行機を乗り継いで行かないといけない距離なのかと思っていたところ、30キロも離れていない距離でした…

普通電車か車で行ける距離やん!と驚きましたが、寂しかったんでしょうね。

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