値切り好きケアマネージャーに当たった話

人間観察 介護編

ケアプランセンターは地域包括支援センターの担当者と相談して決めました。

地域最大の法人が運営しているケアプランセンターを選んでみました。
ケアマネージャーは地域包括支援センターが選んでくれました。

数日後、ベテランの方だと50代の女性を紹介してもらいました。
初対面の時、とても笑顔の方でしたがその笑顔に一抹の不安を感じました。

そして、打ち合わせで福祉用具のレンタルの話しになった時に値切りが上手いのだと言い出しました。
値切り?福祉用具会社に何かサービスしてもらう意味合いでいったのかな位に思っていると、自宅の浴室のリフォームを80万円に値切った話しをしだしました。

元々、いくらのリフォーム代だったのかわかりませんし、工事会社の方と人間関係があったのかもしれないのでそこは聞くだけでした。

しかし、これは話だけでは終わりませんでした。私のお金の使い方に口出ししてくるのです。
このケアマネージャーからお金をもらって生活しているわけではなく、私のお金を使っているにも関わらずです。

例えば、介護保険の補助金対象外の工事をした時です。
プロにお任せしたほうが安心だったので、旧知の工務店の方に依頼しました。

工事が終わると、ケアマネージャーが工事代はいくらしたのかときくので答えると、般若のような顔になりホームセンターで材料を買って、自分でとりつけたら無料ではないか!とすごい剣幕で言ってくるのでした。

この勢いでリフォーム代も値切ったのかと、ふと思ってしまいました。

もしかして、騙されていると誤解しているのではと思い、工務店の方とは旧知の仲なので、庭の植木の除去など住宅に関係していることならなんでもしてくださって付き合いも長いこと説明しました。

すると、その植木除去代は無料だったのかときいてくるのでした。どうも作業や技術といった目にみえないことにはお金を払いたくないようでした。

話はこのケアマネージャーとの出会いのところに戻ります。

初面談の時、ケアマネージャーは地域包括支援センターの方と2人でうちへ来ました。
その面談の時に、一番困っている問題について話しました。

それは、当時契約中のケアプランセンターを経営している病院の通院もやめたくて、転院希望を告げ紹介状の依頼を病院にすると紹介状の発行を拒否されてたことです。

地域包括支援センターの方には、紹介状の発行拒否は滅多にないことだがと言われ、同席していたケアマネージャーには、その病院に一緒に行きましょうかと言われました。この時は、心強く思いました。

その後、転院先の病院の事務の方の口添えで紹介状を発行してもらい、紹介状をとりに行くことになりました。

ケアマネージャーに紹介状を発行してもらえたこと、一人でとりに行く予定であることを伝えるつもりで電話をしました。

紹介状を発行してもらえたことをケアマネージャー伝え、続けて一人で病院に紹介状をとりに行くつもりだと話そうとする前に、怒気をはらんだ声で「一人で行けませんか!」と一刀両断。

先日のあの笑顔との落差に驚くばかりです。

そして福祉用具会社を希望する会社に変更する時、その希望する会社へはケアマネージャーが連絡すると言いました。

しか。ケアマネージャーからは、その会社に電話すると担当者が休んでいた、福祉用具は急ぎ必要なものだからケアマネージャーの薦める会社にするよう言ってきました。

福祉用具がないと日常生活が困るレベルではなかったのですが、押し切られる形になりました。今、思うと担当者が休みだった話も本当だったのだろうかという気がします(^^;)

そして、ケアマネージャー推薦の福祉用具会社の営業と会う日が来ました。訪問の約束の時間、玄関の外から喋り声が聞こえてきました。

その福祉用具会社の営業と思う30代の男性とケアマネージャーです。ケアマネージャーは嬉しそうにこの営業の男性に一方的に喋っていました。営業の男性は相槌を打つのみです。

私と接する時は般若のような顔するのにと思いながらその風景を見ていました。その後、女性には厳しく男性にはぶりっ子で接する人だとおしえてもらいました。

これで、今までの謎が解けました!しかし、利用者の家族にも厳しくあたるなんて、腑におちません・・・

次はケアマネージャーと月に1回の時の面談の時の話です。

利用者である家族は花が好きなことからガーデニングの本を部屋で眺めていました。

すると、訪問したケアマネージャーが入室するなり、その姿を見てから発した言葉が「ガーデニング、お金かかるよね~」。

そして、私と面談中、話しの間があいた時、楽しそうに本を眺めている家族に声をかけました。

「ガーデニング、お金かかるよね~」2回目です。

そして、面談が終わり、帰ろうとするケアマネージャーが家族に掛けた言葉も「ガーデニング、お金かかるよね~」です。

短時間の間に同じ言葉を3回、それもお金の話です。そして、その言葉を発する時の嬉しそうなこと。

家族は本を見ているだけで、こんなガーデニングをしたいからお金を出して欲しいとは一切口にだしてないにも関わらずです。

もう少し情緒に富んだ会話でもよかったのではと思いました。

別日の面談では利用者である家族の寝室の話になりました。家族は高齢ですが2階の寝室を利用していました。階段も手すりがあり、本人も不満はないようでしたが、ケアマネージャーが高齢だから1階で寝るように言ってきました。

その時はこのケアマネージャーがベテランで介護に詳しいはずだからと従いました。

1階にお布団を敷き、朝起きたら、畳んで部屋の端に置くようにしましたが、お布団が好きな家族は、畳んでいたお布団を敷き直し、またお布団の上でゴロゴロするのでした。

これでは、生活のメリハリがでません。

このことをケアマネージャーに相談すると、「(畳んだ)お布団の上に布でも被せて隠しといたら、うふふっ」との返答でした。

布で隠しても布団の存在はばれました。

全く解決しません。

この布団問題は、このケアマネージャーとの契約中に別のケアプランセンターで相談したところ、「他人の言うことより、利用者さんのことを身近で理解しているご家族さんの判断がいいと思いますよ」の一言が後押しになり、元の寝室で寝るようにしたことで解決しました。

他には、私が職探しが難航中、つい将来の不安をこのケアマネージャーに漏らしてしまいました。すると、今まで掛けていた厚生年金保険料の年数をきいてきました。

急だったので、疑問なくザックリした年数を答えてしまいました。すると「将来、生活保護ですね!」の一言。益々、不安に陥れられた感じです。

その後、職が見つかり、それを話しても無反応。「良かったですね」といった会話は一切なく、本当に無反応でした。

うちが必要としていないアドバイスをしては、家の中を引っ掻き回しているようでした。職探しの話しもすべき相手ではなかった。

ベテランで知識、経験も豊富だと思うのですが、その家族が必要としていることを読み取るのではなく、自分の指示を一方的にして終わりです。

そういう仕事振りだからか面談にきても暇みたいで、建物に併設している使用してない旧店舗部分の内部を見せてくれと言いだす始末でした。

仕事に真摯に取り組んでいたら、訪問中にこの家族の課題は何かを考え、事務所に戻ってから課題解決を考えたりするはずです。その時間のことを考えると旧店舗部分をひやかす時間なんてないように思うのですが・・・

他にも仕事に真剣さが足りないと思う出来事はありました。

ほぼ毎回、単位数を間違えた計画書を面談の度に持って来ては、再度作り直した計画書をうちのポストに後日入れにくる有様でした。

また、事前に相談があることを伝えていても、訪問すると筆記用具を忘れたからメモ用紙をくれと言ってくることもありました。メモ用紙を渡しても、ありがとう、すいませんの一言は勿論ありませんでした。

そういったことが重なったので、ケアマネージャーの上司に相談することになりました。このケアプランセンターの固定電話に掛けると、大抵このケアマネージャーが電話を取ります。

電話をこの人が取ったとしても上司には取り次いでくれると予想しましたが、甘かったです・・・

電話するとケアマネージャーがでました。上司の所在をきくとなんで上司に電話しているんだと気色ばみました。

相談したいことがあると言うと、何を相談するんだというから、あなたのことでと伝えると怒りが絶頂になったようで一通りまくしたてた後、上司には伝えとくと電話を切られてしまいました。

上司が事務所内で不在で取り次がなかったのか、意図的に取り次がなかったのかは、わかりませんでしたが、当日中に上司から折り返しの電話があり、相談しました。

上司の女性は、このケアマネージャーの娘さんに近い年齢の方でした。事業所内でのケアマネージャーの交代を提案されましたがもう1回、会って、その時の様子で交代を検討したいと返答しました。

しかし、電話を取り次がないというのには驚きました(^^;)

その電話を取り次がなかった件の後日、ケアマネージャーとの面談日がきました。面談の最初に何か言うのかと思いましたが、クレームの電話は無かったかのように面談を進めるのでした。終わりに近づいてきましたが、何も言いません。

前日、面談する日の調整の電話をもらった時に何か言うのかと思いましたが、その時も日程調整だけで何も言いませんでした。

何か一言あると思っていた私は腹が立ち、前回の面談の時に側にいる家族がガーデニングの本を見ている時に「お金かかるよね~」と何回も言ったのが不愉快だったと言いました。

すると、感情的になったケアマネージャーの返した言葉が、「私、(お金かかるよねをあなたが今言ったような)そんな大きな声で言ってません!」でした。

全く論点が違うことに気が付き、もう怒る気になりませんでした。ケアマネージャーを門扉に送ったところで、やっと、謝罪がありました。

謝罪の気持ちはあったみたいですが、言うタイミングが私とは違う人なんだと思いました。そんなこともあり、私は行動にでることにしました。

ケアマネージャー探しの相談をした時に地域包括センターで合わなかったら変更できること、毎月ケアマネージャーを変更している人が存在していることをおしえてもらっていました。

‘’毎月変更している人がいる‘’ ← これ、かなり参考になりました(^^)

そういう話があったものの、地域包括センターにケアマネージャーの変更の相談をして、また、紹介してもらった人と合わなかったらという不安があり、自分で気になるケアプランセンター何件かに電話してみました。

その中で、好感を感じたケアプランセンターに問い合わせたところ、利用者受け入れの枠があるということで申し込みました。

話はそれますが、知人が老人ホームを探していた時のことです。ここはいいと思った老人ホームに問い合わせると満室と断られたそうです。いいと思うところは人気が高いから、注意が必要です。

申し込み完了後、値切り好きケアマネージャーに角が立たないように解約の連絡をしました。

電話で解約の話をした後、福祉用具会社はどうするんだと言ってきました。

ケアプランセンターの変更だけで頭一杯だったことや月末ギリギリではなかったことから、その件は後でと言うと、また気色ばんで事務手続きがあるから今すぐ返事するよう迫ってきました。

そんな近々の重要な問題とは思えませんでしたが、福祉用具会社は継続することを伝えました。最後までこんな調子です。

ディサービスの変更をきかなかったのは、自分の紹介ではなかったからでしょう。福祉用具会社のことだけ気になったようです。

福祉の仕事なのに思いやりの無い人がケアマネージャーだなんてと思いました。しかし、介護サービスを受けている年齢の男性から見たら、このケアマネージャーのぶりっ子さが可愛く見えるのかもしれません。

このケアマネージャーとの契約期間は4か月程度でした。相性の合わないケアマネージャーに当たった場合はすぐ解約で大丈夫だと思います。

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