「お給料が少ない」私が以前勤務していた会社2社での上司の口癖です。
2社とも財閥系の傘下だったのでお給料が少ないとは思えませんでしたが、そう言っていました。
だからといって、2人ともお給料の多い会社に転職する様子はありませんでした。
上司aと上司b
上司a
1人目は会社Aの上司aです。その会社では営業は歩合給、指導職になると固定給になる制度でした。その時、私は営業で歩合給、上司は固定給でした。
二人で仕事の打ち合わせをしている時に歩合給はいいね。指導職はお給料が少ないと話しだしました。そんなこと言われたら、指導職を目指す意欲が失せてしまいます。
指導して大変な業務をしているのに割に合わないという意味だったのか、実際は高額のお給料で自慢のつもりで言ったのかは不明です。

上司b
2人目は会社Bの上司bです。その会社は一人の正社員の下に数人の契約社員が在籍するチーム編成になっていました。その時、私は契約社員でした。
上司bは、夕方ざわざわし始めた事務所で突然、「お給料少ない。しかし配偶者の実家が資産家だから(お給料が少ないことは)関係ないんだ」と言い出しました。これは、お家が富裕であることの自慢だったような気がします。
共通点
2人が、なぜ、そういうことを言ったのかはわかりませんが、この2人には他にも共通点がありました。
①えこひいき
えこひいきに関して言うと上司a,bとも成績上位者にはルール違反があっても注意しないといった甘さがある反面、気にいらない部下には八つ当たりするという厳しさを持っていました。
しかし成績上位者のルール違反を注意しないといったことを繰り返した為に、その成績上位者が上司の言うことをきかなくなり、チーム運営の統制もとれなくなっていったのでした。
②部下の病気には塩対応
会社A在籍の時に私が体調不良になり、かかりつけの医院に行きたいので早退希望を伝えると、上司aにかかりつ医院にこだわる必要はあるのか、職場付近の医院に行って治してもらえと言われました。
次は会社B在籍の時のことです。私が体調不良で病院通院中であることを上司bは知ると、何日までに治るか医者にきいて来いと言ってきました。

③退職すると困り出す
上司aは、私の退職後も連絡をとりたがっていました。その時、携帯電話を解約する予定だったので、そのことを伝えると驚いていました。
その後、同僚から私と連絡をとれなくなったことに困っているみたいだとききました。顧客の引継ぎは完了して退職しているので困ることはないはずです。
そして、上司bはどうかというと、私の退職挨拶も終わり帰宅の準備をしていると、もう、会えなくなっちゃうのと困った顔で言ってきました。
2人とも別れを惜しんだというより、八つ当たりできる人がいなくなって困っているようでした。
おまけ
他には、二人ともよく「あほ」を使っていました。
上司aや同僚と食事に行った時に上司aが、私がスポーツジムに通っている話を振ってきました。
上司aは何分位スポーツジムに滞在しているのかきいてきました。
残業が終わって行く関係から30分位だということを話すと、「あほや」と言った後は、
大爆笑しました。
因みに本人はスポーツジム通いはしていませんでした。スポーツジムに関心があったのではなく、
「あほ」を使える話題として私に話を振ったように思います。
上司bは、朝礼中に通勤中の交通事故防止の話の中ので「~するあほがいる」という表現を使っていました。
ほんと「あほを使うお前があほなんちゃうんか!」と言ってやりたいとこでした。
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